
1800年代後期 フランス
フランスの高級サロン系アンティークフェアで買い付けました
19世紀 フランス貴族の富と権力の象徴として狩猟が行われるようになり
アンティークにも狩猟モチーフのものが多く見られます。
こちらは領館と鹿、狐、鳥など、躍動感に溢れた狩猟の彫刻が映しだされた大きなガラストレイです。
狩りというと一見 男性的なイメージととられますが
貴族のステイタスとして高級な作品に施されていることが多く
重厚なクリスタルガラスに優美な金彩と幻想的なモチーフ、
しなやかな曲線を描いたロココの装飾が女心をくすぐるデザインに仕上がっています。
おもてなしのテーブルに実用としてはもちろん、
鑑賞用としてキャビネットに飾ってお愉しみ下さい。
ヒビ、カケ、ヘアラインの無い良いコンディション。
W30×H5cm